ippo: 2007年12月アーカイブ
TOEICとは「Test of English for International Communication」の略で、英語によるコミュニケーション能力を
測るためのテストです。
合否判定ではなく、10~990点までのスコアで判定します。
TOEICテストは世界60ヶ国で実施され、年間450万人が受験している英語の試験です。
Listening、Reading、Writing、Speakingなどの英語の能力を総合的に見ることによって、身近な話題から
ビジネスまで、どれだけ英語を使ってコミュニケーションが出来るかを評価することが出来ます。
このTOEICは様々な企業や学校などで活用されています。
特に企業においては英語でビジネスができるということを、TOEICで証明することができますので、
昇進などの基準になったり、海外出張や駐在の基準になったりします。
TOEFLが留学生向きだとすれば、TOEICはビジネスマン向きだと言えるでしょう。
英会話スクールなどでもTOEIC対策の講座などがあるところも多いので、いかにTOEICのスコアが
英語を使う仕事をしているビジネスマンにとって大事なことなのか、わかるような気がします。
私たちが普段「英検」と呼んでいるものは、正式には「実用英語技能検定」と言います。
一度は受験したことがあるという人が多いと思います。
自分の英語力を客観的に見るために、とても役に立つ検定だと思います。
「聞く・読む・話す・書く」の英語の4技能を測る構成の試験になっています。
この英検は、大学の単位認定されたり、教員試験で重視されたり、様々なところで重視されて
いますので、少しでも英語に関わる仕事を目指している人には必須の検定だと言えます。
英検は毎年3回実施されていて、団体でも個人でも、どちらでも受験することが出来ます。
級は5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7段階です。
3級から1級は二次試験があります。
5級は中1程度の、初歩的な英語力を、1級はネイティブに準ずるくらいの英語力を見ます。
年齢制限などは特にないようなので、年々、受験者の年齢の幅が広がってきているようです。
5級の最年少合格者は3歳、最年長合格者は79歳、また1級の最年少合格者は11歳、最年長合格者は74歳と
いう記録があります。
出題傾向は、大体決まっていますので、英検のための参考書や問題集などで、効率的に準備をすることが
出来ます。